10月商品検討委員会
2021年11月24日
「海とみかんと小田原と」10月13日 商品検討委員会 みかん山視察へ
10月の商品検討委員会は、小田原市早川地区の現状を視察しました。
雲が多く今にも雨が降りそうでしたが、眼下に広がる海と森。
否が応でも、お出かけ気分が高まります。
小田原といえば、梅…お城、おでん!いやいや、今回の主役はみかん。
色づき始めたみかんの木々から、良い香りがしてきます。
早川では柑橘類の栽培が盛んで、40年ほど前は右も左もみかん畑だったそう。
現在は、後継者不足からなる耕作放棄地が4割と増加の一途。
人の手が入らずに荒れた土地では、不法投棄の問題にも悩まされています。
お話をして下さった生産者の青木さんはそんな中でも様々な工夫を凝らし、安全で美味しいものを私達に届ける努力をされています。
60を越える品種を扱い、除草剤を使わずに育てたり、様々な地域の人に植樹から収穫まで体験をしてもらったり。
早川に限らず、高齢化など課題の多い農業…ですが、私達の身体に嬉しいものを育めば、その森や土を、ひいては、ここから眺める海をも守る事になるのではないでしょうか。
早川みかんが買える直売所(一夜城ヨロイズカ・ファームのレストランスペースのとなり)もありますので
、皆さんもぜひ、足を運んでみてください! (報告/組合員理事・吉永)