やまゆり生活協同組合

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10月商品検討委員会

2023年10月18日

今回は愛知県蒲郡より、「株式会社山繊」の山本代表にお越しいただき、キャメル製品のご紹介をしていただきました。

山本さんは睡眠改善インストラクターの資格もお持ちです。快適に眠れる睡眠についてお話もしてくださいました。

原料となるキャメルは、モンゴル地方に住む遊牧民族が家畜としている“ふたこぶラクダ”です。
モンゴルの夏は45度以上、冬は30度以下という厳しい寒暖差。そんな自然環境の中で育つ、“ふたこぶラクダ”は、現地の遊牧民にとって、神聖な家畜なのだそうです。

ラクダの毛は生き物の命や地球環境を犠牲にすることなく、春に抜け落ちる冬毛を利用し、製品になります。

そして、山繊さんの商品はラクダの毛を糸にしていくところから始まり、それから全て国内で製品化されています。

最高級のキャメルの素材の良さを最大限に生かし、職人さんが手間をかけて作ったこだわりの商品ばかりでした。

繊細なキャメルの糸で作られる製品は、5本指の靴下の場合、1足で1時間かかり、肌にふれたときの柔らかさにこだわったスムース素材の側生地の縫製は、1日10枚ほどしか仕上げられないそうです。

近年では職人さんのご高齢化や、倒産されてしまわれるケースも多々あるとのこと。

以前商品にありました、ワッフル素材のキャメルの毛布は業者さんが倒産してしまい、もう手に取ることができないそうです。

そういった現実と向き合いながら、信念と思いやりのあるものづくりをされていらっしゃいました。

山本さんがなぜそこまで、こだわられているのかは、入社当初、海外製品を作られていて、中国製造での環境汚染等に山本さんは、ショックを受けました。そんな中、キャメル製品と出会い、魅力に惹かれたそうです。

キャメル製品の魅力は高い保温力があり、吸湿性と放出性に優れているので、ムレが少なく快適に過ごせることです。
これからの季節の寝具にはベストなアイテムで、きっと朝まで心地よい眠りに導いてくれますね。
秋が深まってくる季節、ほんわりあたたかな気持ちにさせてくれるキャメル製品の小物。

レッグウォーマーや靴下、下着なども少しずつ取り入れて、からだを温めて心地よく過ごしたいと思いました。

微力ではありますが、日本国内での循環のよいめぐりに繋がっていけると嬉しいです。


睡眠のお話では、寝入りから3時間半が、深い睡眠となり成長ホルモンが活発に活動し、からだの疲れやストレスを取ってくれているそうです。
睡眠時の体温は下がって朝方上がるそうで、入浴はなるべく就寝90分前にすませておくと、心地よい眠りにつけるそうです。

そういったことを知って、少し意識すると自分のからだの癒しに繋がります。貴重なお話しをありがとうございました。(報告/組合員理事・山下)